漫画『月曜日のたわわ』が日本経済新聞の全面広告に掲載された問題に抗議したとのことで話題になったUN Women(国連女性機関)日本事務所長の石川雅恵さん。
国際公務員として活躍されており、輝かしい経歴をお持ちの方です。
そんな石川雅恵さんの出身高校・大学などの学歴や国連を目指された経緯などを紹介していきます。
石川雅恵の出身高校は?

石川雅恵さんの出身高校は、兵庫県立神戸高等学校です。
石川雅恵さんの通っていた神戸高等学校は1948年に兵庫県立第一神戸中学校と兵庫県立第一神戸高等女学校が合併したことで発足された学校です。
兵庫県の中でも、1番歴史のある高校が姫路西高校、豊岡高校と石川雅恵さんの出身高校である神戸高校は並んで、2番目に古い高校であり、由緒正しき高校です。
普通科の偏差値は71、総合理学科は77と兵庫県内では私立の灘高校に次いで2位、公立高校としては1番偏差値の高い高校です。
やはり国際公務員という素晴らしい職に就いてるだけあり、石川雅恵さんは若い頃から優秀であったことがわかります。
石川雅恵の出身大学

石川雅恵さんの出身大学は、関西学院大学社会学部です。
東京都知事の小池百合子さんと同じ学部ですね。
関西学院大学社会学部の偏差値は、 57.5~60.0ぐらいになります。
しかし、関西学院大学を卒業されてからアメリカのオレゴン大学の国際学部に入学されています。
国外の大学に留学するなど、優秀な方は決断力と行動力が半端ではないですね。
そして、神戸大学大学院国際協力研究科の国際法を専攻しており修士課程を修了、法学修士を取得されています。
その後は、博士課程を取得するために在籍していましたが、外務省が国連代表部の人権分野担当専門調査員を募集していたことを知り応募、大学院を中退し、外務省国際連合日本政府代表部専門調査員に就任しています。
石川雅恵の経歴と国連を目指した理由

ここからは、石川雅恵の経歴と国連を目指した理由について紹介していきます。
石川雅恵の経歴
石川雅恵さんの経歴について紹介します。
- 1998年に外務省国際連合日本政府代表部専門調査員に就任
- 国連連合児童基金(UNICEF)の本部コンサルタントとして働く
- 2003年5月に国連連合人口基金(UNFPA)広報渉外局資金調達官に着任
- 2017年から国際連合女性機関日本事務局長に就任
1998年に就任した外務省国際連合日本政府代表部専門調査員の任期を終えた後に、国連連合児童基金(UNICEF)で2年間ほど働くことになります。
国連連合児童基金(UNICEF)で働いたのち、国連人口基金(UNFPA)の資金調達担当官に着任されています。
石川雅恵さんは資金調達担当官として、日本やオーストラリア、ニュージーランド、韓国、中国を担当していたそうです。
また、資金調達はもちろん、拠出国からの問い合わせの対応や窓口対応もしていたそうです。
石川雅恵が国連を目指した理由
石川雅恵さんは幼い頃から国連での仕事に興味があったそうです。
国連で働きたいと本格的に思い始めたのは大学院に入学されてからのようで、大学院で国際人権法に触れたこともあり、国連の役割に関心を持つようになったみたいです。
ただ、国連に対する知識もメディアに基づいたものだったため、本当に何となく国連で働きたいということだったみたいですね。
また、大学院の頃に教授から西アフリカに位置する、ブルキナファソの識字率がとても低いことを教えられ、世界では貧困や差別でまともに教育を受けられない子どもが多くいることを知ったそうです。
その教授からの話もあり、国際開発などに興味が湧き、国連で働こうと思われたようです。
まとめ
今回は『月曜日のたわわ』問題で話題となった石川雅恵さんの出身高校や大学、経歴や国連を目指した理由を紹介してきました。
国際公務員として勤務されていることもあり、優秀な方であることがわかりました。
経歴や国連を目指した理由もとても興味深いものでしたね。