岸田内閣の外務大臣を務めている林芳正外相。
2022年5月22日には北朝鮮でコロナウイルスが拡がっていることから支援を検討することが報道されました。
この報道に対して一部では「ミサイルを撃ってくる国に支援なんておかしい!」との声が相次ぎました。
また、林芳正外相が日中友好議員連盟の元会長で親中派であることから北朝鮮に支援するのではないかとも言われています。
今回は親中派と言われる林芳正外相についてまとめていきます。
林芳正外相は親中派で日中友好議員連盟の元会長?!
林芳正外相は2017年に日中友好議員連盟会長になっています。
現在は自民党の小渕優子議員が日中友好議員連盟の会長となっています。
林芳正外相が会長職から外れた理由としては以下の通りです。
自身が2017年から務めてきた超党派の日中友好議員連盟会長を辞任すると表明した。中国との近さを懸念する声が自民党内外から出たことを受けた対応で「職務遂行にあたって無用な誤解を避けるため」と説明した。
引用:https://mainichi.jp/articles/20211111/k00/00m/030/309000c
実際に当時は、林芳正議員が親中派ということから外務大臣になるのを不安に感じた方も多かったのではないでしょうか。
2021年11月2日に放送された『飯田浩司のOK! Cozy up!』では林芳正議員が外務大臣になることに対して、
林芳正さんは非常に優秀な人ではありますけれども、きっての親中派、親韓派で、そもそも日中議連の会長です。そういう人が現状この段階で外務大臣になると、国際社会と中国共産党に対して、間違ったメッセージを送ることになるのではないか。
引用:https://news.1242.com/article/323925
と懸念されていました。
外相を務めるにあたり、どうしても日中友好議員連盟の会長で親中派だったことがネックになっていたようです。
アメリカの立場としても親中派の人が外相になると大丈夫かと感じてしまいますよね。
ただ、個人的にはアメリカにも人脈があり、尚且つ中国のことに詳しい林芳正議員が外相になったからこそ、日本はアメリカや中国と良い距離感を保てているのかなとも感じます。
林芳正外相は親中派でなく知中派?
ここまで林芳正外相が親中派ということで説明してきましたが、林芳正外相自身は自分のことを知中派ということを言われています。
知中派を簡単に説明すると以下の通りです。
中国の社会や文化などに対して深い理解を持つ言動を行う外国人を指す言葉。
これは中国愛好家である親中派とはまた違う言葉になります。
林芳正外相は2021年8月のBSフジの番組内で、
「『知日派』という言葉があるように『知中派』であってもいい」と語った。同時に「『媚中(びちゅう)』ではいけない」と強調した。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08BW70Y1A101C2000000/
という風に語っています。
確かに中国のことを何も知らない方が外務大臣になるより、中国の事情について詳しい方が外務大臣になる方が良いのは間違いないですね。
現在、林芳正外相については中国に媚びを売るばかりの様子は見られないので、まさに知中派という言葉が合っている方なのかもしれません。
報道されていないだけで多数の支援を中国にしていたら何とも言えませんが、、
まとめ
今回は「林芳正外相は親中派?日中友好議員連盟の元会長で中国大好き?!」ということでまとめました。
日中友好議員連盟の会長をしていた経歴から林芳正外相は親中派と言われているようです。
しかし林芳正外相本人としては親中派でなく知中派であるとのことです。
北朝鮮にコロナ支援するとの報道があり反対している方も多いですが、「あそこの国とは国交もない。だから放っておけばいいとはなかなかならない」との発言をしており、林芳正外相なりの考えがあるのでしょう。
今後も中国に対して上手に立ち回っていただきたいですね。